制御装置が複雑になり、設備費も高価になる傾向がある。また、機能上電波障害の問題も生じてくる。
このシステムの概略的な一例を図1・27に示す。
図1・27 サイリスタインバータ方式主軸駆動発電装置
2・2 配電盤
2・2・1 種類
船舶用配電盤の種類としては分類の方法によって異なり、例えば電源の種類(交流、直流、電圧)発電と給電、監視と制御、負荷(電灯、動力、通信)、保守(充電、器具試験)、形状(垂直自立形、壁掛形、ベンチ形、デスク形、コントロールデスク形)、保安構造(ライブフロント形、デッドフロント形)等に分類されるが、先づ一般的の分類としては電源装置を対象とした次のものに分けられる。
○主配電盤
○非常配電盤
○補助配電盤
(1)主配電盤
主配電盤とは、主発電機の発生電力を船内の電気設備に給電する目的で、電路の開閉、制御及び保護を行うものをいう。
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